vdsパック導入は3ステップで実現
vdsパックは、以下の3ステップで簡単に導入でき、ウェブアクセス支援機能を実現します。
ホームページを音声化するには、①ホームページへの実装と②vdsの管理画面での設定を行う必要があります。
- vdsスクリプトの読み込み(導入するホームページに実装)
- 読み上げボタンを配置する2つの方式からの選択と実装(導入するホームページに実装)
- vdsメニューバーと読み上げボタンの表示設定(vds管理画面での設定)
1.vdsスクリプトの読み込み
vdsスクリプトを利用するために、HTMLのhead内末尾に下記の行を追加します。
※jQueryを利用している場合は、vds関連のコールをする前にjQueryのライブラリが読み込まれるよう設定してください。現在既にjQueryを使っている場合は、jQueryロード後にvds関連のファイルをロードしてください。
コード
<script src="https://api.vdsapi.ne.jp/tools/engine/1.0/vds?key=お客様の認証キー"></script>
2.読み上げボタンを配置する2つの方式から選択と実装
次の2つの方式(2.1or2.2)の中から、1つを選び、自動読み上げボタンを配置するためのコードを追加してください。
2.1「読み上げ(ルビ振り)表示/非表示切り替えボタン」による方式
(1)特徴
「読み上げ(ルビ振り)表示/非表示切り替えボタン」をON/OFFすることによって、ホームページ閲覧者が「読み上げ(ルビ振り)ボタンを利用する・しないを選ぶことができます。
(2)コードの追加
ホームページ内で「読み上げ(ルビ振り)表示/非表示切り替えボタン」を配置したい場所に下記のコードを追加してください。
※1.vdsパック単体の場合
コード
<button onClick="vdsAutoButtons.interface.showButtons()">読み上げ</button>
※2.オプションでルビ振り機能を追加している場合
コード
<button onClick="vdsAutoButtons.interface.showButtons()">読み上げ/ルビ振り</button>
2.2最初から読み上げボタンをページ内に表示する方式
(1)特徴
ホームページにアクセスしたときに読み上げボタンが表示されます。
ホームページ閲覧者が「読み上げ(ルビ振り)ボタンを最初から利用できるようにする方式で、ホームページ閲覧者が「読み上げ(ルビ振り)ボタンを利用する・しないを選ぶことはできなくなります。
(2)コードの追加
head要素の末尾に下記javascriptコードを追加してください。
コード
jQuery(document).ready(function() {
vdsAutoButtons.interface.showButtons();
});
3.vdsメニューバーと読み上げボタンの表示設定
(1)読み上げボタンの設定
①読み上げる範囲の設定
ホームページのコンテンツのタグを指定してください。
管理画面→ご登録URL管理→自動ボタン配置設定→コンテンツタグ
②読み上げボタンの設定
読み上げボタンを設置するヘッダータグを指定してください。
管理画面→ご登録URL管理→自動ボタン配置設定→ヘッダータグ
読み上げボタンの設定例
<div> <h2>タイトル</h2> <p>読み上げ対象文章1</p> <p>読み上げ対象文章2</p> <p>読み上げ対象文章3</p> </div>
「ヘッダー及びコンテンツ指定タイプ」 を選択
ヘッダータグに .XXX を指定
コンテンツタグに .YYY を指定
※classなら.XXX、idなら#XXX、タグ名ならXXXと指定(jQueryの要素選択指定と同じ方式)。カンマ区切りによる複数指定可能。
① 読み上げ設定:class=”XXX”となっている要素の右に読み上げボタンを自動配置
② 読み上げボタンの設定:読み上げボタンを押した場合、YYY内に含まれる全要素を自動的に読み上げを自動的に実現します。
(2)vdsメニューバーの設定
vdsパックのご契約者様は、当ページ下部にも表示されているような読み上げ速度・音量・パンなどを設定するためのユーザーインタフェースを簡単に表示することができます。
管理画面→ご登録URL管理→ボタン配置→vdsメニューバーの表示
から設定を変更していただくことによって、自動的にメニューバーを表示するかどうかの設定を切り替えられます。
また、下記javascriptを実行することによって簡単に表示/非表示を切り替えることも可能です。
コード
//メニューバーを表示
vdsMenuBar.interface.showMenu()
//メニューバーを非表示
vdsMenuBar.interface.hideMenu()
//表示をトグル
vdsMenuBar.interface.toggleMenu()
サンプル